ホースレイゲート・ホール Horsleygate Hall
暖かな朝を迎えた。ひょっとすると朝から昨日の最高気温に達しているかもしれない。今日でホースレイゲート・ホールともお別れだ。
オーツケーキを除いたフルイングリッシュにしていただく。マーガレットに「昨夜のThe Angelはどうだった」と尋ねられ、
満席で他にも何軒も探した揚句、ピーコックになったことを話すと「それがあなた方の宿命なのよ」と笑われる。
満腹のお腹を抱えてガーデンに出る。朝晩2階の窓から見下ろした限り8年前より充実していると見たが、間近で見て如何か?
国立公園ピークディストリクトの只中のロケーションだから、丘陵のスロープを巧みに取り入れている。
ハウスはパーキングやコテージのあるレベルより一段高い位置にある。部屋数3つのB&Bだから決して大きなハウスではないが、
南側のパーキングからの階段下から見上げると天井が高く堂々たる構えだ。
ハウスの東側にテラス状にガーデンが広がる(写真下左から2枚目)。ハウス北側の更に一段高い位置にキッチンガーデンを主体とした
ガーデンが展開する(写真下右から2枚目)。
ハウス東のテラスガーデンはローンガーデンに続きロックガーデンがある(写真下左)。樹木や灌木の葉色の豊富さに唸る。
その奥の林の中のスロープの通路を進むと木の下に原種のシクラメンが可憐な花を見せている(写真下左から2枚目)。
道具小屋にはバラがクライミングし周囲はコテージガーデンの趣だ(写真上下右)。
キッチンガーデンは柘植や枕木を使って整形され、区画ごとに様々な野菜が栽培されている(写真下左)。
美味しそうだが、これらの野菜がフルイングリッシュに供されることはない。自家用としたら二人では食べきれないだろうにと要らぬ心配をする。
キッチンガーデンは家庭菜園と異なり効率的に野菜を栽培するのではなく草花やオーナメントも含めたガーデンなのだ(写真上下右から二枚目)。
キッチンガーデンの西側には果樹園も広がり、各種のリンゴがたわわに実っている(写真下左から2枚目)。
オーナメントも沢山あって眼を楽しませてくれる。写真上は自然素材で手造りされたものを並べた。
左の白いものは葉っぱか実の殻かはっきりしない。次はチェーンソーアート作品、”いっちば〜ん”と名付けた。
中はキノコ、石突きは木製、傘の部分は金属製だ。茅葺の東屋も手作り感一杯だ。木の蔓で造った大きな籠も遊び心を感じさせる。
重厚なオーナメントも数々ある。写真下左からサンダイアル、華麗な裸婦像、大きな壺、奇妙な石のオブジェ、石垣の上の石製コンテナ、
どれもガーデンに風格を与えている。ガーデナーのポリシーが伝わる。
写真右の玄関横の木製ベンチも手造り感に溢れている。丁度お出掛けの3人家族のオーツケーキのお父さんが「写真を撮りましょうか?」と声を掛けてくれた。
Address | Horsleygate Lane, Holmesfield, Derbyshire S18 7WD |
Telephone | 01142 890333 |
Web Site | Horsleygate Hall |
オープンの日・時間や入場料は Web Site あるいは
Gardens Finder
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